お宮参りの写真はどうする?親族での会食は?時短を意識した我が家の場合を紹介!

体験談

赤ちゃんが生まれてまだ子育てにも慣れていない頃に行う「お宮参り」。出席する親族の予定を合わせたり、撮影スタジオを予約したり、会食のお店を探したりと、なかなか大変ですよね…。

うちもどうしようかと悩んだ末、なるべく赤ちゃんを連れまわさず、出席する親族の都合からなるべく時短で実施することにしました。

なぜ時短することになったのかは、のちほど紹介します。

お宮参り当日の流れ

我が家のお宮参りは、赤ちゃんが生後1か月すぎの土曜日に行うことになりました。

6月と言えど既に30度を超える日もあって暑く、生後間もない赤ちゃんをあまり連れまわさないようにと考え、こんな感じで行いました。

10:15 神社集合
10:30 祈祷開始
10:45 祈祷終了
    神社にて撮影
11:30 撮影終了
11:35 義実家へ移動開始(車&タクシー)
12:00 義実家到着
12:00~13:00 お弁当到着、その後会食
15:00 お開き

結構、つめつめですよね(笑)。

お参り、写真撮影、会食、となるとかなり盛りだくさんなので、2日間に分けて行う方もいらっしゃると聞きました。

ただ、私の両親が介護をしており、長い時間家を開けられない&複数日外出するのが難しく、1日で短時間で済ませようとするとこんな感じに。

それぞれ振り返ってみたいと思います。

神社で御祈祷

御祈祷は、安産祈願をした神社で行いました。

特にこだわりはなかったのですが、安産祈願をしたときに、「お宮参りのときに、この安産祈願のお守りを持ってきてください」と言われたので流れで。商売上手だなと少し思ってしまった。

神社の公式HPで予約をしました。

当日は御祈祷の15分前に神社に行き、初穂料を1万円お支払い。御祈祷後には、記念品のお食い初めセットをいただきました。

ちなみに御祈祷中、赤ちゃんは目を開けてぼーっとしていました。

神社で出張カメラマンによる撮影

今回、ラブグラフさんにお願いして、プロのカメラマンさんに来てもらいました。

ラブグラフさんとは、日本全国のプロカメラマンが出張撮影をしてくれるサービスです。

サイトに、希望の日程と時間、場所を入力すると、その条件で撮影可能なカメラマンさんが出てきて選べるようになっています。

撮影の1か月ほど前に予約したのですが、カメラマン候補がたくさん出てきて正直困りました。結局、カメラマンさんのInstagramを拝見したりして、お宮参りや赤ちゃん撮影に慣れている方にお願いすることに。

この日はお参りの後に会食を予定していたため、私の両親が滞在できる時間を逆算すると、撮影時間は約50分。

その時間内に、私、夫、赤ちゃん(タレメちゃん)、祖父母×2、義理の妹の計8人を撮影するため意外と時間がなく、撮影する順番は先に決めておきました。

簡単に紹介しますね。

①全員集合

(神社の賽銭箱の前に横一列に並ぶ。正面向きのカットと赤ちゃんを真ん中にして赤ちゃんを見ているカットをそれぞれ寄りと引きで)

②夫親族

(全員集合後、一人ずつ赤ちゃんを抱いて撮影。場所を変えたり、祝着ありなしなどでバリエーションを増やす)

③妻親族

(夫家族と同様に撮影)

④夫婦+赤ちゃん

(3人の顔アップや赤ちゃんに夫婦でキスしているカット、縦抱っこして夫婦の後ろ姿から赤ちゃんの顔だけ覗いているカット、など時間の許す限り)

そのほか、それぞれを撮影しているときに、赤ちゃんの顔アップを撮ってもらえるようにお願いしました。

正直これが一番大事、親族のおっさんおばさんの写真とかマジどうでもいいわ(笑)。

まだ生後1か月でどうしても寝ているか泣いているかの写真が多いと思ったので、「目が開いてるカット!」こちらも強めにお願いしました。

「④夫婦+赤ちゃん」のときにはカメラマンさんのご指示で、鳥居から入ってきて、お清めの水で手を洗って、お参りして……みたいなドラマ風の写真も撮ってもらい、良い思い出になりました。

途中、なかなか泣き止まずに休憩したりしましたが、50分ほどで終了。

ちなみに今回私たちがお宮参りをした居木神社は、御祈祷中の撮影がNG。そのため、御祈祷が終わる頃にカメラマンさんと待ち合わせをして、撮影してもらいました。

神社によっては撮影できないところもあるみたいなので、確認した方が良いです。

写真は「カメラマンさんセレクトで75枚以上のデータを納品」というスタンダードプランでしたが、結果的に140枚ほどご納品いただきました。

結果的に、ほとんどのパターンを納品いただいた感じで、とても満足です。

料金もカメラマンさんの指名料を含めて、30,000~35,000円の間に収まりました。

ラブグラフのいいところをまとめておきます。

  • 出張撮影は、スタジオに行く暇が省ける
  • 時間はカメラマンさんと相談で決めるので、融通が利きやすい(スタジオアリスの出張撮影は時間が固定でした)
  • カメラマンさんを選べる
  • 納品枚数が多い
  • パネルなどのオプションがなく、プランがシンプル(あとからアルバムなどの注文も可)

やっぱ、プロのカメラマンは上手いですね。背景や構図など、素人では思いつかない仕上がりでした。それに、カメラマンさんに来てもらえれば、集合写真も全員で写れるし、お願いして良かったです。

義実家で会食

撮影が終わった後、義実家で会食の運びとなりました。

料亭を予約しても良かったのですが、コロナもあるし、家の方が赤ちゃんもゆっくりできるとのことで義実家で食べることに。

実は100日祝いは、2DKの自宅で行ったのですが、同じメンバーがなんとか入りました。でも飲み物などの用意は、義実家側で用意してもらえて楽でした。

このときは、人形町今半の4,000円の重詰め弁当を注文しました。

正直最初は、「弁当に4,000円って何?高過ぎ!バカじゃないの」って思いましたが、お肉もお刺身の天ぷらもあってめちゃくちゃ豪華でおいしかったです。もう大満足。産後の身体に沁みました。

「夏にお刺身のお弁当とか傷まないの?」って思いましたが、お刺身の下に保冷剤が入っていて、いい感じに冷たかったです。お吸い物はポットで持ってきてくれて、温かいものをいただくことができました。

お弁当というよりはケータリングですね。人形町今半以外には、なだ万のお弁当も候補にありましたが、夫が肉を食べたいらしくて今半になりました。

今半の難点を一つ言うと、配達時間を細かく指定できないことです。

今回注文したのは土曜日だったのですが、配達時間を相談したところ「12~13時の間に配達するので受け取ってください」という感じでした。また、配達してくれる地域も限られているようなので、確認の必要がありそうです。

時間のタイムリミットがなければ余裕持って配達時間を設定できたのですが、うちの両親の帰宅時間が決まっていたため、ゆっくりもできません。

つまりは、なんとしてもお宮参りを終わらせて家に居なければならない!となり、神社での撮影時間をきっちり決めて、撮影することになりました。

まあ、赤ちゃんは長い時間撮影するのもしんどいし、ちょうど良かったと言えば良かったですけどね!笑

写真はしまうまプリントでフォトブックに

データはもらったが、さてどうする……?

ということで、後日しまうまプリントでフォトブックを作りました。写っている人ごとの枚数を揃えたり、それはそれは気を使いました。「ああお義父さん、同じ顔してるなあ……」とか悩むのはもうやりたくない!

A5版の32ページに50枚ほどの写真を入れて、1冊あたり送料込みで1,500円くらいだったので、とても安くできました。

ラブグラフの公式フォトブックだと、写真が15~20枚のフォトブックで4,500円~らしいので値段だけ見ても、3分の1以下ですね!

ただ、編集を生業にしている私でもなかなか面倒だったので、時間がある人にはおすすめ、という感じですね。

意外と大変だったこと

ここからは、やってみて意外と大変だったことを振り返ります。

お宮参りに対する意識の違い

夫の両親はお宮参りにノリノリで、生まれる前からお宮参りの日程を決めようとしていました。いつ生まれるかわからないけど、遅くても41週には生まれるからそれから1か月後で、とかね。

こっちは普通分娩の恐怖に悶えていたところだったので、そんなこと言ってる場合じゃないんだこっちは!とムカつきました。

一方、私(妻)の両親は、「お宮参り何それ?」みたいな感じ。なんと、私のときも兄弟のときもお宮参りをしていないそうです。

だから、「生後1か月の赤ちゃんを連れまわすなんてとんでもない!」みたいなことを言っていました。産後、入院中に電話したときも「あんたも親なんだからしっかりしなさい」となんか怒られた記憶も。父に至っては、「神社でお参りなんて面倒くさい」とはっきり言いました。

なんで産後すぐの人にそんなこと言うかね。あんたらも親なんだから、もっと子どもに配慮しなよと思います。

ただの愚痴ですが、親族間でお宮参りに対する意識の差がある場合もある、ということだけお知らせします。

結局、「生まれたのが春だったのであまり後になると、猛暑でお宮参りどころじゃない」という理由で、予定通り1か月過ぎに行うことに。

結果、どうだったか。

生後1か月のホヤホヤの頃の写真を、プロに撮ってもらえたのは良かったです。ニューボーンフォトはちょっとコンセプトが違うし、祝着掛けて写真だけ撮るのもどうかなって感じだし。

ただ、友だちに聞いても100日のときにお宮参りと会食する人も多いし、無理して急ぐことはないと思います。

それに来たくない人は来なくていい。片方の親族が来るから、もう片方の親族揃ってお宮参りした方が見栄えがいい、とか考えなくてOK。

お金は誰が払うか問題

これはありがたい話なのですが、お宮参りに際して双方の両親がお金を出したいと言ってくれました。妻側の両親は、夫の実家で会食するので「場所を提供してもらう分、お金を出さなきゃ!」と思ったみたいです。

ありがたくお金をいただくことにして、こんな感じで割り振りしました。

夫側:カメラマンの撮影費用、会食時の飲み物

妻側:お弁当代

お金の話が後から出てきてちょっと面倒だったので、親族が来てくれることになった場合はやんわりと確認してみるといいかもしれません。

朝の支度

ちょっと番外編ですが、お宮参りの時期(生後1か月)って、赤ちゃんとの外出に慣れていない頃だと思います。

お宮参り当日は朝10時頃に家を出る予定だったのですが、かなりバタつきました。

赤ちゃんにミルクを飲ませたり、外出中のミルクを準備したり、着替えさせたり、オムツ交換したり、に加え、

自分も正装をして、化粧して、髪もそれっぽくしなければいけないのはなかなかハードでした。

夫も私もいっぱいいっぱいになってしまい、最終的に赤ちゃんが泣いていても準備を優先して間に合わせることに。

神社についたときに、赤ちゃんの鼻の中に大きな鼻くそがあることに気づき、ティッシュで取ろうとしたけどとれずで……。

何が言いたいかというと、朝は早く起きようということと、ベビー綿棒は持っていこうということです(笑)。

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